学校では教えてくれない社会常識

酒、たばこについて

20歳になると合法的にお酒を飲め、たばこを吸えますが、実際には高校を卒業したあたりからお酒やたばこをやっている人もいると思います。

しかしそれまでにお酒やたばこのリスクについての教育は行われていたでしょうか。

保健体育で学んだかもしれませんがそんなに記憶には残っていないと思います。

そういった教育の甘さが急性アルコール中毒での死亡やたばこの中毒に繋がっているのです。

ここで改めて危険性について理解しておく必要があります。

お酒の危険性

まずやってはいけないのが一気飲み、一気飲みは味をそんなに感じませんから美味しいというより苦しいに近い気がします。

その場のノリやムードでやってしまう人もいますが、そこで盛り上がる幸福度を100としましょう。

そして死ぬことはどれくらい不幸なのか先ほどの幸福を基準に考えると恐らく不幸度は1億くらいはあるのではないでしょうか。

得られる幸福は100、死ぬ不幸は1億、そう考えると100のためにリスクを冒すのはあほらしいことです。

以下、消防庁が発表した年間の搬送件数になります。

このように1日30人〜40人程度搬送され、年々人数も増えているのです。

死亡するという例は稀ですが平成26年は79人が生命の危険が強い重症となっています。

また、当たり前ですが飲みすぎにも注意です。

肝臓が悪くなるだけではなく、膵臓(すいぞう)、胃腸、心臓、脳・神経・筋肉、骨、ホルモンや生殖機能など身体全体に問題が出てきます。

病気になったら手術する必要があるかもしれません。手術はお金もかかるし痛いです。とても痛いと考えるだけで控えようと思うのではないでしょうか。

お酒を飲めないことは恥ずかしいことではありません。むしろリスクをゼロにする誇らしいことです。

泥酔も犯罪や事故の温床となるため、冷静さを失うような人は禁酒を心がけましょう。

たばこの危険性

たばこはかっこいい。いえ、迷惑です。やはりたばこを吸っている人は周りにその臭いをまき散らしているということを自覚しなければなりません。

さらに、環境にも悪く、身体にも悪く良いことはありません。

タバコの煙には、4,000種類以上もの化学物質が含まれています。また、そのうち発がん性物質は60種類あります。

代表的な化学物質としてはアセトン(ペンキ除去剤)・ブタン(ライター用燃料)・ヒ素(アリ殺虫剤)・カドミウム(カーバッテリー)・一酸化炭素(排気ガス)・トルエン(工業溶剤)などがあります。

また、アメリカのロスアラモス研究所などを含む共同研究グループの発表によると、たばこを50本吸うごとにDNA変異が1つ起こり、ガンを引き起こす要因となるそうです。

このように化学物質やDNA変異を発生させるたばこは、今すぐにでもやめるべきでしょう。

ニコチン依存症

たばこにはニコチンという麻薬にも劣らない依存性を持つ物質があり、やめようと思っても中々難しいです。

そのため、依存症にならないように一度も吸わないというのが重要で、管理人は一度も吸ったことがありません。

しかし吸ってしまったというのなら仕方ありません。

依存症にならなければ良いですが、依存症になってしまい、自分でやめられない場合は病院での治療が必要となります。

まとめ

お酒は適度に飲む分には問題ありませんが、飲みすぎや一気飲みはNGです。

たばこは吸うこと自体に問題があります。

値上げも検討されていますし、金銭的にも控えた方が良いのではないでしょうか。